忘れられない彼

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私には半年ほど付き合った彼氏がいました。彼とは中学生になってから出会い、同じクラスで進級前最後の席替えで隣になった人です。その前からLINEではよくくだらない会話をしていて、周りにもよくカップルっていじられるほど仲良かった人でした。中学2年生になって、私の紹介で親友がその彼と付き合うことになりました。最初は恋のキューピットとかいって応援していたのですが、親友がデートと言って出かける度に心が苦しくなるのを覚えました。それが恋心と気づいたのもつかの間、私は隠すのが苦手で彼に好きな人できた?とか聞かれるうちに彼にバレてしまい、その事で逃げることも出来なくなってしまった私は罪悪感と上手くいかない気持ちで病んでしまいました。彼は心配して、親友である彼女には内緒で会ったりしてくれるようになりました。彼は嫉妬深く、男友達の多い彼女に呆れてきており、中3に上がった頃には両思いに等しい関係になっていました。その関係も時間の問題で、親友にバレてしまい親友とは最悪な状況、彼とも会うことも出来ない関係になりました。でも、彼は自分は最低だと言っていながらも彼女を捨てて私といてくれることになりました。最初は私が親友との関係を考えて交際という形はとらず両思いとしてバレないように遠くの方へ映画を見に行ったりプールに行ったりしました。私が親友との関係も戻り落ち着いてから、私が付き合うなら10月8日、108(永遠(とわ))という数字にこだわってディズニーへ行き付き合うことに。ですが私達は受験生。彼は私よりも頭がいいため志望校もレベルが高く、私は一緒の高校に行くために必死に勉強をしました。度々怒っていた嫉妬でのケンカも受験によるストレスでくだらないことでの喧嘩も増え、ほとんどが喧嘩の日々、嫉妬深い彼は私が他の共学に行ったら別れるとまで言っていたので、女子高にはあまり行きたくなかった私にとっては苛立ちの毎日でした。結婚後の話をしたり、苦しい経験をしたからこそ運命の人と信じていた彼。結果、残念ながら私は希望を下げて彼とは別の共学の高校へ。彼に振られてしまいました。今でも彼のことは忘れることができません。彼も私に未練は残っているそうです。でも、付き合って後悔したことは1度もありません。ほろ苦い私の思い出の1ページです。今でも大好きです。

written by みゅう

エピソード投稿者

みゅう

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