私は中学3年生の時のお話。ソフトテニス部に所属していました、顧問は私の学年の副担任そして数学の先生。とっても若くて爽やかでまさに私のどタイプ...でも私は男性がとても苦手。私の学校のテニス部はとっても強く、私自身もとても期待されていました。自分で言うのもあれですが学年でのスポーツテストはいつも1番でした。そのせいか顧問に少しのミスでもボロクソに言われ、授業中も指されてばかり。私は先生を嫌っていました。なのに、誰かと話してると嫉妬してしまったりして、嫌い嫌いっと自分に言い聞かせていました。ある日、学校でマラソン大会があり私も楽しみにしていました、順調だったのにスタート直後足に衝撃的な痛みがきて足を引きずりながら走っていました、とうとう走れなくなり倒れました。すると、先生が急いで走って駆けつけてくれたのです。引きずってただろ、なに無理してんだと言い動けない私に肩をかそうとしてくれましたが立ち上がれずどうしようかとなった時、急に身体がふわっとあがりました。先生がお姫様抱っこをしていたのです。私は先生がこんなに近くにいる驚きと急いで走ってきてくれた優しさ見ていてくれた嬉しさ先生のかっこよさを改めて実感して、怖さよりも嬉しさが勝ってしまいやっぱり彼が好き。そう思いました。私はちゃんと思いを伝えよう。そう決めました。でもその日以来先生は私になにか言いたそうにしているような避けられているようなそんな気がしました。私は思い切って先生のいる部屋へ放課後行きました。私は先生に対して、先生私...と言いかけました、すると先生はあの時はごめん、男苦手なのに触れたりして。そう謝ってきました。私は驚きました。何か言いたそうにしていたのはその事だったのかと安心しました。そして私は笑顔で大丈夫ですよと答えました。それで終わりだと思っていたのに先生の口が開きました。それと...ダメなのは分かってるでも俺お前の事守りたい好きかもしれない。先生と生徒だし好きになった俺が...と先生が言っている途中私は泣きながら抱きつきました。先生私も先生が好きです、助けてくれてありがとうございます、ダメなんかじゃないし好きになったのは私の方ですと必死に言いました。先生は驚いていましたが、照れながら、笑いながら頭をぽんぽんとし、そっか!!嫌われてなくてよかった~皆には言えないし辛い思いは沢山すると思うけど、これからよろしく!!と言われ私は泣きながらはいと答えました。あれから数年。私が大人になるまで待っていてくれた先生。私は今、先生と生徒の関係ではなく、旦那さんと妻の関係になり、幸せな日々を過ごしています!
written by なな
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