失恋からの助け

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これは、私のことを助けてくれた人の話です。

私は、高1〜高2の約1年間付き合っていた彼氏がいました。
その彼氏はとても優しかったのですが、自己中なことが多く、私のことを悪く言うことがたくさんありました。

「お前はなんで友達作りが普通にできないんだよ!」

「普通の人ができることがなんでできないんだよ、ありえない」

「修学旅行は別に自分が楽しめればいい。お前のことなんて考えたくない」


喧嘩が増え始め、互いのすれ違いもあり、LINEで彼氏から振られてしまいました。
私も我慢の限界でした。悪く言われたところは直したつもりでしたが、彼氏にとっては十分じゃなかったみたいです。
同じクラスだったためとても気まずく、お昼の弁当の時間も彼氏と一緒に食べていたので、一緒に弁当を食べる人がいなくなってしまいました。
私は振られた次の日から、教室ではないところで1人で弁当を食べました。
今までの楽しい思い出がフラッシュバックし、泣きながら弁当を食べました。
精神的にもきつく、とても辛い時期でした。

数週間後……
放課後、友人と違うクラスの教室に行きました。
その時、目があった人がいました。
その人は、クラスメイトと楽しそうに話していました。いじられキャラでした笑
人見知りな私はとても緊張していました。
友人が、先程目のあった人のところに行きました。私もついて行きました。
初めて話してみたとき、ちょっと胸がドキドキしました。

「はじめまして!何組?」

さりげない会話でしたが、それでもとても嬉しかったです。
それから3人で雑談を続けていました。
それから友人が帰り、2人きりになりました。
私は今まで悩んでいたことを話そうと思い切って言いました。

「私…付き合っていた彼氏と別れちゃって。
弁当も1人で食べてるんだ。
もう学校に行くの辛い。
だから学校辞めようかなって思ってる。」

そしたら、

「なんで!!いままで頑張ってきたのに!
そんなことで学校やめるなんてもったいない!
辞めないで、お願い…。」

と、必死で答えてくれました。
とても嬉しくて泣きそうになりました。
その後LINE交換をし、帰りの駅まで送ってくれました。

家に帰り、私は今までのことを思い出し1人で照れていました。
頭の中は、その人のことでいっぱいでした。

次の日、その人から告白されました。
まさか、昨日出会ったのに今日告白されるとは思ってもいませんでした。
お互い、一目惚れしていたのです。

その人とは今でも幸せに付き合っています。

written by るむる

エピソード投稿者

るむる

女性 投稿エピ 1

高3です!