ナンパされた私に彼が言ってくれた優しい言葉

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私は高校一年生です。
付き合っている彼氏とは中学の同級生で高校は他校です。
しかし、奇跡的にお互いの予備校が徒歩30秒の距離!
そのため、学校帰りに予備校に行き一緒に家に帰っていました。
ある時、私が予備校の前で彼氏のことを待っていると、ある男の人に声をかけられました。
内容は道案内で私もその辺りの土地勘はあったため道を教え、いいことをした気分になっていました。しかし、道案内のあと、その人から予想もしない言葉が!
男「君、今暇?一緒に遊ばない?」
私「いや、今人を待っていて…それに私高校生なので夜遅く遊ぶのはちょっと…」
これはもしやナンパか!と内心ドキドキしている中なんとかお断りをして、彼氏を待っていましたが、またあの男の人が、私のところに戻ってきて
「君タイプだからLINE交換しよう」
と言ってきました。
私は、知らない男の人に再び話しかけられたのと彼氏がなかなか待ち合わせに来てくれない不安とでだんだん怖くなってしまいました。
声が震えてきて、だけどなんとか
「親がダメって言うので…」
と断りました。そのとき、ちょうど彼氏がきて
「どなたですか?」
とその男の人から私を庇うように立ってくれました。
男の人は「道を聞いていただけです」と答え、その場から去っていきました。
彼氏は「じゃあ帰ろうか」と笑顔で私の手を引きましたが、私は怖さが消えておらず
「なんでもっと早く来てくれなかったの!」と八つ当たりしてしまいました。
しかし、彼氏は「ごめんね。でも授業が長引いちゃったから仕方ないじゃん」と言ってすぐ別の話をはじめました。なんぱされたことを言わない私が悪いのに少しも心配してくれないのが悲しくて涙が溢れてきました。しかし、私は彼氏に泣いていることを知られたくなかったので、彼氏の前を歩いてなんとか隠そうとしました。
すると急に腕が引っ張られ、気付いたら彼氏に抱きしめられていました。
彼「ごめん。僕なにかした?なんで泣いてるの」
私「違う。泣いてない」
と、隠そうとしましたが、
彼「嘘つき。どうして泣いてるの」
と言われ、なんぱされてとても怖かったことを話しました。すると
彼「気付けなくてごめん。怖かったね」
と私の頭を撫でてくれました。そして、
彼「これからはちゃんと僕が守るから。もう怖い思いさせないから」
と、さらに私を強く抱きしめてくれました。
そう言った彼の声は震えていました。
2人で泣いてから仲良く手を繋いで帰りました。
彼の言葉がとても嬉しかったです。

written by 神無☆rot☆?

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神無☆rot☆?

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