幼き思い出

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小学生2年生だった私。当時私はモテモテで、好きと言ってくれた人を好きになってしまう癖があり、同じクラスの人気者君の好きな人が私だと友達に言われた時から、彼のことが好きになりました。初めはただただ好きーという感じだったのですが、成長するにつれ嫉妬心や恥ずかしい、と言ったような気持ちも芽生え始めました。結局彼とは2年生以来同じクラスにはなれず、どんどん話さなくなっていきました…。でも、誕生日、バレンタインデー、ホワイトデーには手紙を交換して、またお互い人見知りだということもあり交換ノートを始めました。本当に些細な出来事しか書いていませんでしたが、2日に1回の楽しみでした。渡すときもすごく勇気がいり、周りに冷やかされながら、誰かに取られないようにするのも楽しかったです笑 時は流れ卒業式、私は中学受験をしたため彼と中学は別々。実感が全くわかず、私の恋ってこんなものだったんだ、と思っていました。その日は彼が私に交換ノートを最後に渡す番。いつも通り素っ気なく渡されておしまい、と思っていたら「今読んで」と。中には「今まで話さなくてごめん。でもずっと好きでした。ずっと見てました。もっと話したかった。後悔ばっかりです。中学離れるのは悲しいけど頑張ってね。忘れないでください。本当に大好きです。」と。私は号泣してしまいました。ただひたすらにはありがとうを繰り返していると、彼がキスをしてくれました…。
今はお互い彼氏彼女持ちですが、あの頃の甘酸っぱい初恋の気持ちは忘れられません。

written by りと

エピソード投稿者

りと

秘密 投稿エピ 1