1番愛してくれてた人の話

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大学生でアルバイトをしていた時の話。
人生で初めてのアルバイトで、2つ上のS先輩を好きになりました。その時に4つ上のJ先輩がわたしに好意を持ってくれていると店長やS先輩に「付き合えよ〜で、結局どう思ってるの?」と茶化されるけどわたしにはS先輩しか見えておらず、「ただの先輩ですよ〜」と返答してました。でもそのJ先輩は、わたしの誕生日には必ずご飯に連れて行ってくれてプレゼントもくれてました。この先輩の誕生日には、どうしてもUSJに行きたいから着いてきてほしいとリクエストがありましたがチケットやパーク内での支払いは全て先輩持ち。本当に一緒に居るだけで良かったそうです。
その1年後にはわたしと同い年の女の子がアルバイトで入ってきて、彼氏がいたのにも関わらずS先輩と仲良くなっていました。これを知ったJ先輩はわたしを心配してくれて、「早く告白しないとあの2人付き合うよ」と。わたしの事をまだ好きで居てくれてるのに後押ししてくれるなんて…その後わたしは告白し、見事に玉砕してS先輩はその女の子と付き合う事に。J先輩はわたしの事を優しくずっと見守ってくれていました。今はもう誰とも会っていませんが、たまに思い出します。あの人はわたしの事を愛して想ってくれてたんだなと。まだ若かったから何も気が付けず、相手を振り回して傷つけてばかりでしたが今ではわかります。25年の人生でJ先輩はわたしの事を愛してくれてた初めての人だったなと。

written by girl

エピソード投稿者

girl

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