彼の優しい言葉

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私にはその時ほとんど毎日のように電話をして仲よくしている男の子がいました。
私は当時、自身が今までの恋愛ですぐヤキモチ妬いてしまうことや、すぐ泣いたり怒ったりと感情的になってしまうこと、素直になれない事などが嫌で悩んでいました。そんな面倒臭い自分が今後付き合った人のお荷物になってしまうんじゃないかっていう不安を彼に相談した時のエピソードです。
彼は私の話を聞き終わるとこう言ってくれました。
「そういう性格っていうのは何十年間も過ごした中で出来たものだし、直そうと思っても簡単には直せないと思うから、自分はこういう性格なんだって諦めることも1つの手だと思うよ。お荷物になるって言うならその荷物を背負ってくれる人を見つければいいんじゃない?…まぁ俺が背負って上げてもいいけど。」
そんな考え方もあるんだなっていう衝撃もあったのですが、何よりもこんな私を否定せず受け入れてくれる彼の優しい言葉に涙が止まりませんでした。
そんな彼とは今お付き合いをして幸せに過ごしています。すぐ意地張っちゃったり素直じゃない私を‘全部知ってるよ’と笑う彼のことがこれからも大好きです。

written by ひなり

エピソード投稿者

ひなり

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