先輩は意外と鈍い?笑

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私にはいま付き合って半年になる彼氏がいます。そんな彼と付き合い始めた頃の話です。
彼は卓球部の一個下の後輩で、夏休みまではほとんど接点がない状態でした。しかし、夏休みの合宿で台が近かったこともあり、少し話すようになってからは私が他人のことをいじるキャラだったこともあって、彼のことをいじっては「先輩やめてくださいよ〜笑」みたいにしてじゃれ合うような関係になりました。
そんなある日彼から部活のことでLINEがあり、要件が済んだら返信が来なくなるかと思いきやそこから返信が来なくなる日はなく、1日に1回は必ずトークをするようになりました。私は少し未読魔なところがあったので、朝来てたものを夜返したりしていましたが、彼はやめることなく続けてくれました。
そんな他愛もない会話をしていたとき、彼の方から恋愛話を振ってくることが多くなってきました。私の部活は恋愛系が盛んなこともあり、((あぁ、この子もそーゆー子なんだな))と内心思っていました。しかし、今思えばその会話のなかで、彼は何度も「先輩だったらいいですけどねー笑」など冗談をほのめかしていたのです。私は当時はついに後輩にまで馬鹿にされるか、と思っていましたが、それはあとから聞くと彼なりのアプローチだったみたいです。
それから数ヶ月経って、また恋愛系の話になったので、私は「いつも私の好きな人ばっかり聞いてくるけど○○くんこそ好きな人いないのー?笑」と聞いてみると、彼は「先輩って意外と鈍い?笑」と送ってきました。私は鈍いと言う彼の真意がわからず、「どーゆーこと?」と尋ねると、彼は「俺は先輩のことが好きです」と言ってくれました。そんな彼とは今月で付き合って半年になります☺

written by なの子。

エピソード投稿者

なの子。

秘密 投稿エピ 3