あの時諦めなくて本当に良かった

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高校1年生の文化祭で彼と出会いました。初めての一目惚れでした。
クラスも階も違うので初対面でしたが、彼はとても気さくで話しやすく、もっと好きになってしまいました。
文化祭で連絡先を交換し、毎日LINEや電話をしていました。
だけどそんなある日
「彼女と復縁した」との連絡が。
私はもう諦めよう、と何度も思い、何度もやっぱり好きだと諦められませんでした。
それからは彼の恋愛相談にのってたまに連絡をとっていました。彼が彼女と別れ悲しんでいる時も、複雑な気持ちを隠し慰めました。

それから半年くらいたったある日、
「今日部活が終わったら一緒に帰ろう」との連絡が。
わたしの最寄り駅まで送ってもらってばいばいしようとした時━━━━「ずっと話を聞いてくれて、理解をして支えてくれてありがとう。君になら何でも話せるし、一緒にいて落ち着く存在なんだ。好きだ。俺で良ければ付き合って下さい。」
もちろん私は、涙を流しながら返事をしました。

それから、3年たった今でも仲良くお付き合いしています。
あの頃の話をたまにすると彼は
「ずっと待っていてくれてありがとう。」
といつも言ってくれます。
あの時諦めなくて本当に良かったです。

written by ぴな

エピソード投稿者

ぴな

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