不器用ながらも、

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私が中学卒業まで付き合っていた人の話です
彼とは塾が一緒で、よく仲のいい男女で帰る時、いつも隣で歩いていました。
でも隣にいるだけで特に話すということもなく、お互い違う人と話してたりしていました。
ある日の帰り、いつも通り隣で歩いていたら
彼から驚きの言葉が発されました。
「明日、頑張れ。信じてるから」
その日は私が3年間続けていた部活の引退試合の前日でした。
不器用な彼だったので、目を合わせることもしてくれませんでしたが、言ったあとに耳が真っ赤になってたこと、その後私が話しかけると照れながら不器用そうに相槌を打ってくれた姿に今でもキュンとすることがあります

written by さき

エピソード投稿者

さき

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