病院の先生

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大学のダンス部時代の話。

怪我をして友達に接骨院を教えてもらいました。
始めて診察してもらった先生は少しチャラいけど、話が面白くて私と波長があう先生でした。

怪我は中々治らず、何度も接骨院に通っていました。気がつけば2年が経っていました。
その間に怪我をした友達を連れて一緒に接骨院に行くようになりました。
ある日、その友達から、「あの先生の事好きでしょ?」
ときかれ、接骨院の先生という目でしかみていなかった私は、「そんな事ないよ!!!」と返しましたが
「お似合いだと思うけどなー」
と言われた時、
(私あの人好きかも…)
と恋愛対象で考えるようになっていました。

治療中、先生から「ダンスを踊ってるところ見てみたいなー」
と言われたので、
「次の発表会でみれますよ!来ますか?」
「是非行きたい!踊ってるところ見ないと!」
という事で、発表会のチケットを渡すことになりました。
チケットの入った封筒の中に、
〔何か分からないことありましたら、こちらに連絡ください〕とこっそり連絡先を入れて…

これで私は試すことにしました。
もし、明日までに連絡がくれば私はあの人を好きになる。
連絡が来なければ諦める。
結果は。
連絡きました。そこから、治療ではなく、彼目当てに接骨院に行くようになりました。
そこから何度かデートを繰り返し、私達は付き合うことになりました。
今ではお家が治療院です。



written by むま

エピソード投稿者

むま

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