数学と先生

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私が高3の時、1年半思い続けた相手に振られてしまいました。もう恋愛を諦め、受験生だった私は、毎日塾に通い勉強しました。
そこで、数学の担当をしていた先生と出会いました。私は、男の人に勉強を教えてもらうのが苦手(少し怖いイメージ)で、はじめは乗り気じゃなかったのですが、その人は私ができないことを理解してくれて、とても丁寧に教えてくれました。毎日一緒にいるようになり、私はいつの間にかその先生を好きになってしまいました。
授業じゃない日も塾に行って、先生も来てくれて、日に日に仲良くなっていきました。先生のおかげで、数学は右肩上がり!!しかし、6個も年上の大学院生。その恋は叶いそうもありませんでした。
そうは思っていたものの、私はこの思いに耐え切れず、英語の担当だった女の先生に、先生を好きなことを話しました。それを、数学の先生に見られ、何を話していたのか問い詰められ、流れで告白。
「もうダメだ。気まずい。塾やめよう。」そう思って伏せていた私の頭をぽんぽんと先生が。
「おーい。顔上げろよ。あのさ、俺も同じ気持ちだから、受験終わるまで待っとくな。今は、受験頑張ろう。」私は、号泣です…。

周りを気にして、しんどい時期もあったけど、今は堂々と恋人として2人で歩けています。
あの告白から2年半。今でも気持ちは変わらず、この先も変わらないと信じています。

written by zami

エピソード投稿者

zami

秘密 投稿エピ 1