一生の宝物

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私は、高校一年生の時、クラスマッチで一目惚れした人がいました。その人は、2個上の先輩でした。学校でも全く関わりのない先輩にdmで話しかけ、それからLINEを交換しました。その後は毎日LINEで話し、たまには夜通し通話もしたりしました。私はどんどん好きになりました。でも彼の進路は、警察官でした。卒業が近づくたび、胸が苦しくなりました。先輩は私の気持ちに気づいていましたが、2個下、そして、警察官と高校生の恋愛になってしまう、という問題から、その関係から先に進むことはありませんでした。でも卒業式の時、欲しいと言っていた第二ボタンをあげに、私のところへ歩いてきてくれました。ボタンをもらい、私は手作りのお守りをプレゼントしました。最初で最後のツーショットを撮り、とても最高の時間を過ごしました。先輩の気持ちは当時も今も分かりませんが、私にとっては今までで1番の青春でした。ボタンは一生の宝物です。現在私には同い年の彼氏がいますが、たまに当時のことを思い出して、懐かしさを感じたりしています。

written by まちこ

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まちこ

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