当時中学2年生だった私はメッセージアプリのグループ通話がきっかけで高校3年生の彼と親しくなり付き合いました。2人揃ってグループに顔出しをしていればすぐ「2人で話する?」と言って通話を抜けほぼ毎日のように2人で話をしていました。ある日の朝、私は学校へ向かう為準備をしていました。高校生の登校時間と違って学校が早いので「学校行ってくるね」と連絡を送り学校へ向かおうとした時に、彼から「今電話できる?」と返事がきました。ほんとは出来ないはずなのに、私は無意識に通話ボタンを押して電話をかけていました。当然彼は寝起きで、いつも夜聞いている彼の声とは全く違う甘い声に内心ドキドキしていました。「なんで電話したかったの?」と聞くと、彼からの返答は「行ってらっしゃい。大好きだよ。」という返答で私は体が火照ったように熱くなりました。彼は「それだけって思うかもしれないけど、どうしても電話で言いたかった」と言って通話を切って寝てしまいましたが、私は不意に言われたこの台詞にきゅんとして結構な時間立ち尽くして遅刻したのを今でも覚えています笑
written by 蒼
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