今でも大好きな担任の先生

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高校の入学式で、サッカー部の顧問でフレンドリーな担任の先生に一目惚れしました。
一目惚れと言いながら、恋と憧れの狭間の気持ちだったけど、クラスの誰よりも先生の事が大好きでした。
先生の誕生日には朝が苦手だけど早起きして、担当教科の体育教官室に行って、ファンの多い先生に誰よりも早く誕生日おめでとうを言いに行ったり、ささやかな誕生日プレゼントを渡したりもしました。(2年連続担任だったので)
でも先生にはお付き合いしてる彼女が居て、女子の多いわたしのクラスでは、先生の恋バナを聞きたがるクラスメイトも居ました。
付き合えるだなんて思ってないけど、大好きな人の恋人との話を聞くの辛かったのを覚えてます。

2年生になって冬のある日の帰り際、クラスで先生が結婚を発表されて。。
みんながお祝いムードの中、涙を堪えるのが精一杯で、先生の顔なんて見れなくて。
先生が教室を出た後、友達に慰められながら声を出して泣きました。ああ、こんなに大好きだったんだなぁ。

卒業する頃には、恋(?)にはケリを付けて、人として「大好きな人」に変わりました。
先生はわたしが、自分の事を恋に近い気持ちで見てたことを知っててくれて、「お前は絶対いい奥さんになれる。俺はお前に1番幸せになって欲しい」と卒業アルバムにメッセージをくれました。
あれから数年、卒業時に連絡先を教えてもらって毎年誕生日を祝い続けてます。
今は1年に1回くらいのそのやり取りだけだけど、いつか胸を張って、幸せだよと、報告することを胸に今日も頑張ってます。

written by かるら

エピソード投稿者

かるら

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