夏の小さな恋

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私と小学生の頃からずっと一緒のスイミングスクールに通っていた幼馴染みとのエピソードです。私の初恋の相手でした。中学3年生の時、私と彼は同じ水泳部に所属し、中学最後の大会を控えていました。彼はすごく無口な性格でしたが、お互いその部のエースであり、幼馴染みという立場であったため、とても仲がよかったです。ある日、私が友達と喧嘩をしてしまい、部活のなかで1週間ほどハブられたことがありました。でも私は、誰にも相談せず、自分の中で溜め込んでいました。でもどうしても耐えられず、1週間ほどたった夜、彼にメールで相談しました。そのときは「大丈夫か?また話してね!」と優しい言葉をかけてくれました。次の日いつものように部活へ行くと部員のみんなが謝ってきました。私がきょとーんとしていると、ある子が「実は彼がみんなに話してくれたんだよ」っと教えてくれました。私が彼に感謝の言葉をいいに行くと、「お前は俺が守るから心配するな」と言って、照れた顔でスタート台から飛び込んでいきました。そのときの彼がすごくかっこよく見えて、一瞬で好きになってしまいました。彼とは高校3年間お付き合いをし、別れてしまいましたが、今でも大切な思い出です。

written by つー

エピソード投稿者

つー

秘密 投稿エピ 1