忘れられないクリスマスイブ

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私が高校生で相手が大学1年の時の話です。

冗談がいえるし、真剣な相談もできる、周りからも仲良いねと言われる関係でした。

先輩は地方へ進学したため、新幹線で5hrぐらいの遠距離に。

でも先輩は優しくて「先輩話聞いてくださいよ〜」と言うと、どんな時でも何時間も話につきあってくれました。一時期は毎日電話するほどの関係に。

帰省する度に二人きりではありませんでしたが、部活仲間と遊んでいました。

当初は私にとってただ仲が良い先輩でしたが、だんだん恋心が芽生えて来ました。ただとても草食系で可愛らしい感じの先輩だったので日々自分から告白しようか迷っていました。

ある秋に差し掛かった時、お互いの共通の趣味であるバンドのライブがクリスマスイブにある事がわかりました。

私から電話で誘いOKをもらい、2人で都内で行われるライブに行くことが決まりました。

ライブが夜からだったので、昼間はランチをしたり買い物をしたりブラブラデートを楽しみました。

夕方になり空が暗くなってきた頃、私から「先輩、行きたいところあるんです」と渋谷のイルミネーションに行きました。

男性はイルミネーションなんて興味ないかなと心配でしたが、視界に入った瞬間「おお」と声をもらす先輩をみてきてよかったととても思いました。

ふと周りをみると、もちろん手を繋いだカップルでいっぱい。羨ましくなった私は勇気を出して、
「今この瞬間ぐらい、カップルごっこしませんか?」と先輩の手を握って言いました。すると、先輩が小さな声で「俺はずっとでもいいけど…」とボソリ…。

私達は恥ずかしさと嬉しさでよりぎゅっと手を握り、ライブハウスへ。

そこで聞いた曲はすべて思い出の曲になりました。

今でも毎年そのライブに行くのが恒例となっています。

written by riri

エピソード投稿者

riri

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