席替えのおかげ

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私が小学6年生のとき、たまたま席替えで隣になった男の子はとにかく悪ガキでした。私は学級委員だったので、その子の面倒を見ないといけなくなりました。あぁ、毎日うるさくなるんだろうなとか思っていたら、毎日過ごすたびにその子の優しい部分や意外な部分が見えて、その子を好きになりました。そんな時、パソコン室で調べ物をする授業の時、私とその子の席は離れて隣がよかったなと思ってその子を見ていたら、彼がこっちを向いて口パクで「俺のことどう思ってる?」といってきました。私はドキドキしながらも口パクで応えました。「好きって思ってる」彼は驚いた顔をして近づいてきました。「え、なんていったかわかったの?」「わかったよw」彼は笑顔で「よろしく」といってくれました。その日から今は早いものでもうすぐ3年になります。あの時隣の席でよかったと改めて思いました。

written by らんな

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らんな

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