これは私が小学生の頃の話。私には仲のいい男友達Aがいました。その子は顔も良く運動神経も抜群、そしてムードメーカーな性格だったので、女子からの人気も高く、仲がよかった私には自慢の友達でもありました。いつも一緒に居るのが当たり前だったのですが、学年が上がり、クラス替えで離れ離れになってしまい、一緒にいるのは同じ通学路でもある下校のみとなってしまいました。自転車で競走したり先生の愚痴言ったり笑いながら帰ったことを覚えています。そんな時、別の男の子から告白され、なんとなく付き合うことに。私は誰にも言ってなかったのですが、ある日Aから突然そのことを問い詰められ、付き合ったことを話しました。すると、今まで見たこともない弱々しい表情で「そっか」と笑ってAは去っていき、そこから私達は話すことがなくなっていきました。クラスが違うAとは移動教室で目が合う程度に。私が見るといつも目が合うA。その時、私は初めて自分の気持ちに気がつきました。その時の彼と別れ、どうしてもAに気持ちを伝えたいのですが、直接話す勇気もありません。私は精一杯の気持ちを手紙に託しました。渡すのも恥ずかしく女友達にお願いして渡してもらい、返事を待つことに。ところが、何日経っても返事はなく、Aからも避けられる日々。(終わったな)と思いながらも返事はちゃんと聞きたくて、勇気を出してAを呼び出しました。すると、恥ずかしそうに、グチャグチャになった手紙を渡されました。開くとそれは私からのラブレターで、ビリビリに破られた紙をテープで細かく止めてありました。「家で読んでいる時兄ちゃんから見られ、隠そうとした時引っ張りあって破れた。渡そうにも渡せなかった」そう言われ、手紙の1番下の方には消しゴムで消してある文字があり、よく見ると、"俺もずっと前から好きでした" とゆう文字が。そうゆうことをしそうにないAのまさかの一面で、私はもっとAへの気持ちが、高まり嬉しくて死にそうでした(笑)
中学生になる頃には別れましたが、大人になった今でも、忘れられない初恋で、同窓会などで会っても、恋愛とは別な、やっぱり特別な存在です。
written by かしゅーりゅーじ
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初恋、失恋、幸せ、 恋愛をする中で私自身が成長していけたことを思い出として残していけたらなと思います⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*