本当の自分ともう一人の自分

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高校1年生から私の全てが変わった。
当時の私は心配症でメンヘラ気質だった。
その時に付き合っていた彼から
別れ際に重いって言われ
浮気も何度もされ
「こうなるなら自分の素を隠せばいい
そしたら自分は傷付かなくて済む
人に鑑賞するのを辞めよう。」
そう思う様になってもう一人の自分を
作る様になった。
それから出会う人 ひとりひとりが
ダメ男ばかりだった。
16歳にして初めて生きてきた中で
1番辛い思いもした。
自分をこれ以上傷つけ苦しめるのは
もう嫌で それから1年以上バイトに学校
ただ必死に頑張った。
それから今現在18になった私は
とある3つ上の男性と連絡を取る様になった。
彼とはそんなに頻繁に会える距離じゃなく
私は高校を卒業してフリーター
彼は社会人で会える日も限られていた。
連絡を取り始めて2日目に
彼と共通の友達含め3人で会う事になり
その日は花火をして 解散した。
そして長電話する様になって
彼は不思議な人で直感を信じて
恋愛して来たらしく
直感で私を好きになったと言い出した。
でも私は今までが最悪な恋愛ばかりで
信用出来なかった。
でも彼の真っ直ぐな気持ちだけを
信じて付き合ってみた。
私が素直になれなくなった理由を
話してから
「じゃあ俺はあちゃんが素直になれる様に
俺も俺でちゃんと努力するね
全力でいっぱいあちゃんに尽くすね」って
言ってくれて
彼は毎日最低3回は好きなり
ちゃんと愛情表現をしてくれた。
でもこれも 「どうせ最初だけ」って
もう一人の自分が邪魔して
素直になれなくて
彼に冷たくしてしまったりして
傷つけてしまった。
泣かしてしまった。
でもある日 素直に中々なれない
自分にイライラして
「返信返したくない」って思ってもない事
言ってしまって
その週に会う約束してたのに
私が放った一言で会えなくなった。
それを知って凄く今までにないぐらいの
後悔をして 泣きじゃくって
もう一人の自分を作った時から
今までもう一人の自分を消す事が
出来なかったのに
もう一人の自分のせいで会えなくなった
って考えたら
憎くて仕方なくて 初めてもう一人の自分を
消そうって思えて
吐き気と闘いながらもう一人の自分を
消せて彼に思ってた事も全て話した。
やっと開放された気がした。
素直になった私を彼は凄く喜んでくれた。
「やっと素直になった」
「もう 一生作らんでいいよ」
「どんなあちゃんでも ちゃんと好きやし
俺の態度が変わる事は絶対にないよ」
「だから 安心していいよ」
「でもあちゃんが素直になったからって
いって 俺はこれからも毎日好きって言うし
これからも努力はして行くよ」
「俺と出逢ってくれて本当にありがとう」って
言ってくれた事で本当に救われた気がした。
彼には凄く感謝してます。
ダメ男とかけ離れた存在の
彼にやっと出逢えました
今は今までにないぐらい凄く幸せです
彼とはいつか一緒になりたい と思っています。
ダメ男さん達 学習させてくれてありがとう
今はいい彼氏過ぎて 困るぐらい幸せです
歳上なのにすぐにハブてて泣きだしたりする彼は
本当に愛おしいです

written by Aya

エピソード投稿者

Aya

女性 投稿エピ 1

良かったら読んで下さい!!