憧れの同級生

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私には中学の時、憧れていた同級生がいました。
彼の周りにはいつも人がいて、笑顔が溢れてキラキラして見えました。彼はバスケ部の主将でエース的存在でした。
ある日彼から「今日の夜、電話せーへん?」と誘われました。その日から毎日電話をしていくうちに[憧れの人]は[好きな人]に変わっていきました。
高校は別々になりましたが、彼の提案で私は女子バスケ部のプレーヤーになりました。
しかし、徐々に疎遠になり、気づけばお互い卒業していました。
たまたま誘われたバスケで偶然再会した彼。久しぶりにご飯を食べ、連絡をまた取り合い、過去の話をしました。そしたら彼からびっくりする言葉が出てきました。
「俺が誘っておいたのに高校落ちて、
バスケ部入れば?って言ったのに何もしてあげれなかった。自分に自信がなかったんよ。
同じ高校に行ってたら本気で告白して付き合うつもりだった。振り回してごめん。でも、今でも気持ちは変わっていない。」
私がずっと片想いだった、憧れの彼も私のことを好きでいてくれたのです!!
それから少しして、めでたく私と彼は付き合うことになりました。

そして、10年目の記念日の日。彼からのプロポーズを受け、結婚式を挙げました!
二次会で中学の同級生と集まった時の話です。
彼にとっては少し苦い中学の思い出ですが私にとってはかけがえのない思い出です。

written by 優月

エピソード投稿者

優月

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