君に出会えて

コンテンツ名とURLをコピーする

中学3年生のときの話
彼は私の苦手なタイプの女の子と付き合っていました。(ウェイウェイってした感じの)
彼もそんな感じで、絶対私の苦手なタイプだろうなと勝手に思い込んでいました。
ある日、席替えの時に隣になりました。私は前に付き合ってた人と別れたばかりで彼の彼女に嫉妬されないか怖くて仕方がありませんでした。
しかし、彼は私のイメージとは違って優しくて気が利いて、数学を教えてもらったり、好きな本の話をしたり、すごく仲良くなってしまいました。
私は絶対ダメだってわかってたのに、いつの間にか彼の事が好きになってしまいました。

卒業まで自分の気持ちをずっと隠しながらLINEだけは彼と続けてきました。
高校も離れてしまって、もう無理だろうなともう諦めていました。

高校1年の冬、中3のクラスで集まる機会があり、彼とまた会うことができました。帰りにうちまで送ってくれて、やっぱり彼といると楽しいなと思い、また好きになってしまいました。
彼はもう彼女さんとは別れていたので、
積極的に誘って一緒に勉強をしたり、ご飯を食べに行ったりしていましたが特に進展はありませんでした。

高校2年の冬、彼と街に行くことになりました。そこでイルミネーションを見ました。2人きりになる機会があって、告白しようと思っていたのに勇気が出ませんでした。とても後悔しました。

近々、バレンタインがあったので、そこで私は告白しよう!と決心しました。

その前に幸運なことにまた、彼と街に行く機会がありました。まさかの服がおそろいだったのでビックリしました。(白いボアの上着)プリクラを撮ったり、また、イルミネーションをみたり、ほぼカップル?みたいな感じで

かれは何を考えてるんだろう???

と思いつつも、こんな時間が続けばいいのにと思っていました。

夕飯を食べて帰ろうとした時に「他に言いたいことない?」と彼は言ってくれたのですが、
私は告白はバレンタインと考えていたので「うん!」と答えてしまい、また、何も無く家に帰ってしまいました。
家に帰って彼に、楽しかった!ありがとう!とLINEをして、お母さんに今日の話をしていると

「ピロリン♪」

と彼からLINEが送られてきて、それはなんと告白のLINEでした。
私はLINEで告白はありえないと思っていたのに、彼のLINEは誠実で長文で思いを伝えてくれたのですごく嬉しかったです。
あまりにも突然すぎて、びっくりして涙がでました。
私も告白のLINEをお返しして、付き合うことになり、バレンタインデーには彼女としてチョコレートをあげることができました。

written by うさひよ。

エピソード投稿者

うさひよ。

秘密 投稿エピ 1