彼の名前にあるもの

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私が天体に興味を持ったのは中学生でした。
初めてみた皆既日食。
空の大きな指輪に見とれてしまいました。
それからというもの、月や星が大好きになり、持ち物も月モチーフが多かったです。
それは大人になった今でも変わりませんでした。
そんなある日、私のお気に入りの揺れる大きな月のピアスが壊れてしまいました、、、。
かなり落ち込んでしまい、新しいのを探しましたが、在庫も見つからず、諦めていました。
仕事を初めて1年目で覚えることも多く、先輩の代わりに休日出勤したりなど、毎日を過ごすのに精一杯でした。そのせいか、遠距離の彼とも会ったとしても急に呼ばれてないかとか仕事ことばかり考えていました。
ピアスのことを忘れかけてた時、彼からプレゼントをもらいました。
それは2つの月が支えあっているネックレスでした。
ピアスは見つからなかったけど、新しいお気に入りにして。と彼が。
それに、、、俺も つき なんだけど。なくならないし俺が1番のお気に入りでしょ。と。
恥ずかしそうに言う彼にものすごく癒されました。
1年経った今でもネックレスと彼は私のお気に入りです。

written by みつき

エピソード投稿者

みつき

秘密 投稿エピ 6