私が高校1年生のとき、なかなかクラスに馴染めずに普段明るくうるさめの性格なのですが、教室では一人で静かに過ごしていました。初めての席替えのときにとなりのとなりくらいに彼が座っていて、となりだというわけでもないのに、静かな私になぜかたくさん話しかけてくれました。私はそれがとても嬉しくて、その時は学校に行くのが毎日楽しみでした。その彼とは家に帰っても夜遅くまで通話をするくらい仲良くなり、いつの間にか好きになっていました。私は思い切って彼に人生で初めての告白をしました。その答えは「好きだけど付き合えない」でした。私はどうしてか全くわからず、なんどもアタックしました。すると彼は「だから、待っててほしい」と。私は彼を信じて待つことにしました。しかし、席が離れ話すことも減り、いつしか友だちになる前の感じに戻っていました。しかし、私は彼のことがどうしても忘れられず、部活場所が一緒の彼をいつも見ているだけでした。クラス替えも彼と離れ、いい機会だと思い、がんばって彼を忘れようと思いました。私が告白してから半年くらいたった頃です。また彼からたくさんLINEや通話が来るようになり、忘れかけていた感情がまた戻ってきました。この時彼から普通の友だちとも行かないような遠出に誘われ、二人きりで遊びました。周りから見たら、デートに見えたでしょう笑その後も彼との曖昧な関係は続きました。ある日彼に教室で呼び出され、キスをする雰囲気になりました。初めてだった私は「目をつぶって」と言われた通りにするのが精一杯でした。あごをくいっとされ、口と口があたった瞬間はとてもうれしく、はずかしく、私は初めて好きになった人とできたことがただただうれしかったです。
彼とは曖昧な付き合えない関係が続いていますが、私にとっては初恋の人との甘酸っぱい恋愛です。
written by ゆなん
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