ふられたと思って

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同じ職場の後輩を好きになりました。ジムのスタッフをしていますが新しい店舗がオープンするということで異動になり、そこで出会ったのが彼でした。元々男性がちょっぴり苦手だった私は最初「(一体どんな人なんだ…?)」とむしろ警戒していましたが、すごく優しくて周りをよく見ていて細かい気遣いの出来る紳士的な人な上、観る映画ややるゲーム、読んでる漫画に好きな曲など色々かぶって意気投合。一緒に映画を観に行ったあたりから彼のことが気になり始め、どんどん気持ちはエスカレート。何より彼がジムで働いて汗をかくとめちゃくちゃいい匂いがするんです笑 変態かなあ笑 そんな感じで、シフトがかぶれば上機嫌、かぶらなければ退屈な日々を過ごしていました。誰かを好きになるなんて久しぶり過ぎて、乙女チックモードになってしまった私(普段はドライでサバサバしてる)。気分は少女漫画の主人公…笑
朝の挨拶も「はよー」から「おはよう〜⤴︎ ⤴︎」くらい違いました笑 すぐ胡座をかく癖を直したり女の子っぽくしようと言動に気を付けつつ、彼をご飯に誘ったり、オンラインゲームに誘ったり。
2ヶ月ほど経って、もうこれ以上黙ってやり過ごせない!と思った私は遂に告白!しかし見事に「良い先輩としてしか見れないので」とふられました。ショックなのと、「まあそりゃそーだよね」という妙な納得を覚えつつ、他の同僚誘ってやけ酒…笑 「もう忘れてやる!」と決意し髪をバッサリカット。胸くらいまであった髪をボブにし、後輩への態度も乙女チック猫かぶりなものから通常のドライモードへ戻しました。普通に胡座をかくし欠伸もするし、言葉遣いも「よーし、がんばろー」から「っしゃ、やったるわ」的に変化。今までが作り過ぎてて断然今の感じの方が楽だなと思い直し、作り続ける必要がなくなったのでふられたことに感謝するほど。しかしそこから事態は急変。なぜか相手からゲームに誘われたり仕事終わりにご飯に誘われたりすることが多くなりました。以前は私から誘ってばっかだったのに。前よりも向こうから絡まれることが増え、ちょっかいも出され。「(私が好きだったこと知ってるくせに意地悪だなあ)」と思いました。ある日、仕事がきつくて色々ストレスを溜め込み始めた私をカラオケに誘ってくれた後輩。「溜め込まないで、全部頼ってください」と言われ。気になった私は「どうしてそんなに優しくしてくれるの?私のことふったのに」と聞いてしまいました。思わせぶりな態度は取らないで欲しい、ただでさえふられたばかりで辛いんだから、と。後輩はしばらく黙り込んだあと「好きになったかもしれないんです」と告白。私はびっくり。ドッキリか何かかと思いました。どうやら私の元々のドライな性格が彼にはドンピシャだったようで。「最初は作ってる感じがしてむしろ苦手だったけど、今のありのままの感じはすごく好き」と言われました。今ではまるでわんこのように甘えてきてくれて本当に可愛くて大好きな年下彼氏です。

ちなみに彼も私の匂いが好きなようで、仕事終わりに私のユニフォームの匂いを隠れてかいでたのを知った時は大爆笑しました笑

written by まゆゆん

エピソード投稿者

まゆゆん

女性 投稿エピ 1

はじめまして!ジムのインストラクターやってます!