幼き頃の思い出

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小学3年生の頃の話です。私の小学校には1年生から6年生までの縦割り班があり、活動することが多くありました。その時同じ班になった6年生の男の子と仲良くなりました。仲良くといってもからかいあったり、遊んだりと、男友達と変わらない接し方をされていました。彼と過ごす時間は楽しかったのを覚えています。
しかし、彼の卒業式の日、別れを言うこともないまま終わってしまいました。もう会えなくて寂しい…そう思っていた夜、家に一本の電話が。彼からの電話でした。突然のことで緊張しながらも電話にでると少しの沈黙の後「お前のこと、ちょっと好きやったぞ」と彼が言いました。私は恥ずかしさと嬉しさと驚きで「卒業しても頑張ってね」としか伝えられませんでした。
あれから彼とは一度も会っていませんが、幼いながらにキュンとした思い出です。

written by おみつ

エピソード投稿者

おみつ

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