“超”遠距離恋愛

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現在、カナダの大学に通っているわたし、ある日たまたま同じくカナダの大学に留学している男の子をインスタグラムで見かけ、プロフィールから同い年だと知り、何となくフォローをしました。しばらくの間は全く意識していなかったのですが、またある日、たまたま彼のストーリーを見た時、”帰国まであと1週間…泣”という内容の投稿につい”もう帰っちゃうんですね、カナダのどこら辺に留学してるんですか?……”などとコメントを入れてしまいました。自分でもびっくり!そんなことしたことなかったのに、きっと数少ない同い年の日本人留学生がまた1人減るということが無意識に寂しかったんだと思います。わたしが送ったそのメッセージがきっかけで連絡を取り始め、ラインも交換して仲良くなりました。彼の留学先は同じカナダといってもすぐに会える距離ではなく、また、期間も決まった留学だったので、結局会わずじまいで彼は日本に帰ってしまいました。それでも連絡は続き、長時間ビデオ通話をする仲に!すぐに、会ったことがないなんて感じないくらい息ぴったりで進んでいく会話、変に飾りもせず自然な自分たちを見せ合える関係に。そんないつも通りの電話中、ついにお互いに気持ちが溢れ、会ってもいないのに、そしてこれからも絶対に頻繁には会えないと分かっているのにお付き合いを始めることに…といってもこの時点では半信半疑、電話の時だけ恋人風にイチャイチャして楽しむ程度かなと思っていましたが、なんと、それからすぐ、彼が4ヶ月先の冬休みに、わたしの住む所へ遊びに来るチケットを取ってくれたのです!”行かなきゃいけない学校もない期間に、大事な彼女に会いに行かない理由がない!”と。
空港へ向かいに行って、ずっと毎日ビデオ通話で見ていた彼が目の前に現れた瞬間、嬉しさと感動で泣きそうになりながら駆け寄りました。彼が手を広げてくれてしたハグは、初めましてだけど、待ち望んでやっとやっとできたぎゅーでした。
それからまた数ヶ月経った今、今度は私が夏休みを使って日本の彼の家に遊びに来ています。この期間が終わるとまた次に会える日はいつになるか分からないわたしたち、でもそんなことはもう腹くくってます。それがわたしたちが選んだ道!
たまたま送った一件のメッセージから、こんなに相性の良い素敵な人と出会って付き合えて、遠距離でもお互いに支え合えてるなんて、自分たちでも本当に驚きです。きっと運命だねーなんて言いながら、これからも仲良くやっていけたらなと思います。

written by yui

エピソード投稿者

yui

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