純粋すぎる恋

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わたしは16歳から22歳まで海外で暮らしていたのですが
わたしが22歳の誕生日に、
小学校の同級生だったYがわたしの実家に訪ねてきて
えまさんはいますか?お誕生日おめでとうございます、これみなさんで食べてくださいと、わたしの家族全員分のケーキを持ってきてくれました。

後日母より連絡があり、Yって知ってる?誕生日にケーキ持ってきたよ、連絡先もらったからお礼しといて、と言って連絡先が送られてきました。

連絡してみると、小学校5年生の頃からずっと好きだったと言われ連絡をとるようになりました。
わたしはその後もロンドンへ行ったりとしていて離れていることも多かったのですが
ロンドンにいる間は時差があっても連絡がとれるよう朝まで起きていてくれて電話してくれたり、
日本でも編み物をしては持ってきてくれたり、わたしが小さな事で怒るとえまに嫌な思いをさせてしまったと泣いてしまうような優しい人でした。

今は別れてしまいましたが、今も彼が突然大きくなったかのような、彼を思い出させるような優しい彼氏がいます。
彼は元気にやっているだろうかと時々不安に思ったり、懐かしく思ったりしますが
今も元気に誰かと幸せでいますように、と思う
わたしの人生で一番純粋な恋をしたお相手でした。

written by えま

エピソード投稿者

えま

秘密 投稿エピ 2