看病

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ある日、わたしは急性胃腸炎になってしまいました。
薬を飲んでも吐き気が止まらず、熱も38度超え。。。
明日は仕事。さすがにまずいと思い、彼に電話しました。
すぐに駆けつけてくれ、救急を探してくれました。
病院に入った後、私は待合室のソファでうずくまって寝ていました。
その間彼は、受付や問診票記入を済ましてくれていました。
診察を受け、点滴をすることに。
ベッドで寝ていると、「ご家族さんも中入られますか?」と看護師さんの声が遠くで聞こえました。
彼とはまだ付き合って8ヶ月のころ。家族というワードが少し照れくさかったのを覚えています。
その後彼はベッド横のイスに座り、2時間ずっと手を握ってくれていました。
眠りから目が覚めると、優しい顔をした彼が見え、とても安心したことを覚えています。
日曜深夜1時、彼も明日から仕事でした。
ゆっくり寝たかったはずなのに、嫌な顔1つせず尽くしてくれた彼には感謝しかありません。
ケンカもたくさんするけど、その瞬間、ずっとこの人についていきたいなと思いました。

written by m

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秘密 投稿エピ 1