苦い思い出

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中学2年の冬のことです。
私はネットで知り合った同い年の男の子と出逢い、しばらく話してるうちにお互い気が合い、共通点が多々あり、数ヶ月後相手から告白され、お付き合いがスタートしました。同じ県で学校もそれほど遠くなく、週末は遊んでいました。
最初の頃はなんともなくお互い好きの気持ちでいっぱいで、喧嘩も多かったけど、毎日楽しく過ごし、受験も乗越え、高校生になった年の夏のことです。彼の態度がだんだん冷たくなり始めました。自分は傷付けることをした覚えはなく、不思議に思っていた矢先、いつも電話をするのにその日電話をしてくれなかったのです。LINEで「何してるの?」「大丈夫?」と送っても既読はつきません。電話をかけてみると、通話中と出て、そこから私は疑い始めました。その日以来電話をすることは1度もないまま夏祭りの季節になり、一緒にお祭りに行くと彼に電話がかかってきて画面を覗くと女の子の名前が書かれてまりました。
私はその時察し、彼に一言「帰る」とだけ言い、引き止められましたが、私は帰りその日の夜彼に問いつめると「好きな人が出来た」と言われ別れよと切り出しましたが、彼は「嫌だ、別れたくない」の一点張り。
それを何日も繰り返してるうちに彼は「別れよ」と言いました。私はそれを受けましたが、心の中では彼のことがずっと大好きで信じていました。
次の日私は彼とのSNSで投稿した写真を消そうとした時、見たしまったのです。私と別れて3時間以内に違う子とつきあっているのを。それから彼は私に数々の嘘を重ねていること、別れたことを私の浮気とみんなに言っていたことを知り、人間不信になり人を信じるのがトラウマになりました。
今でもそれは治っていませんが、別れてから一年後、私の過去も全て受け入れて付き合うと覚悟してくれた彼と付き合っています。閉ざしていたのを少しずつ彼なら開いていけたらいいなと思っています。

written by みく

エピソード投稿者

みく

秘密 投稿エピ 2

高校最後。