私が彼と付き合って2ヶ月たった頃。
彼は1つ年上でバレーの県選抜の選手で寮生活ということもあり、なかなか会う時間がありませんでした。
ある日の夜、私が学校の事で悩んで彼とLINEでそのことについて話していました。私はあまりにも辛く、
「すごい辛くて泣けてくる…」と彼に送りました。
既読がついてからしばらく返信がなく、二階の部屋で一人で泣いていると、彼から
彼「ねー?そとみてみ?」
彼「きれいな星空が!」
その日は曇りだったので
私「うそや。くもっとーで?」
彼「いーからみてみな!」
よく分からず2階から空を見上げ、確認してから部屋に戻ろうとすると…そこに自転車と人影が。
私「やだみれん。」
彼「なんでや」
私「なみだでみれん」
その時私はもう涙が溢れていました。
すると彼から
彼「じゃあその涙拭くからでておいで。」
と一言。
部活で忙しい中心配して来てくれて優しく抱きしめてくれた彼とは先日一年記念日を迎え、今は遠距離恋愛をしています。
「じゃあその涙拭いてあげるからでておいで」
その一言で、私はこれからも彼について行こうと思いました。
written by お晴
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