先生って

コンテンツ名とURLをコピーする

これは私が高校3年生だった時のお話。

私は10月に看護学校の受験を控えていたため、夏休み明け毎日放課後は学校に残り勉強をしていました。
受験の日にちが近づくにつれ、自分の中で不安ばかり増え、毎日のように泣いていました。そんなある日、関わりのない新任の先生が、俺でよければ教える、と言ってくれ、その日から毎日一緒に先生は私と勉強してくれました。そのお陰で私は無事に合格。合格してから先生とも話す機会が無くなりました。卒業式の前日、先生に、渡すものあるから卒業式終わったら取りに来てと言われ、卒業式当日、HRを終え、先生のところにいくと、これちょっとした気持ちだからと、飴とメッセージをくれたのです。そして連絡先まで教えてくれました。先生からもらったメッセージには、「合格したことに胸を張れ」と書いてあり、辛くなったら電話してこいと言ってくれたのです。
そして、卒業した日から連絡は毎日とり、悩み事も沢山聞いてくれました。
先生と連絡を取り合ってから数ヶ月経った今、その先生とはお付き合いしています。
先生は私の1番尊敬する人です、そして、どんなときも紳士に対応してくれる素敵な人です。
本当に毎日ありがとうと心から言える人に出逢えた今、私は幸せです。

written by ゆな

エピソード投稿者

ゆな

投稿エピ 1