クリスマス、2年付き合っている遠距離の彼とディナーを食べに行きました。
そこは料理が美味しいと有名なレストランで、テレビカメラも回っていました。
全て食べ終わり、彼がトイレに行くと席を立ったのですが5分たっても、10分たっても帰ってこない。お腹壊したのかな?と思って待っていたのですが、突然スタッフさんより「彼氏さんがお呼びです」と言われ、私は荷物を持って連れていかれました。
エレベーターに乗り、着いた先はまさかのチャペル。そのレストランは式場併設のお店だったのです。
扉が開き、バージンロードを進むよう言われます。歩いたバージンロードの先にはトイレに行ったはずの彼が待っていました。
彼は、私に今までの感謝の思いと、愛を伝えてくれました。
そして、箱を取り出し、ひざまずいて指輪をパカッと出しながら「僕と結婚して下さい」と。
私はもちろん「はい!お願いします!」と答え、二人で笑いあいました。
すると、パッと照明が明るくなり、式場のスタッフさんや、さっきまでレストランを撮影していたカメラマンさんが私達を祝福して下さりました。テレビカメラはレストランを撮影してるのではなく、なんと私達のプロポーズの為に撮影していたのです。そんな事全く予想して無かった私は驚きを隠せませんでした。
ただ、この日の為に、何ヶ月も前から式場スタッフさんと打ち合わせをしていた、彼の"私に喜んでもらいたいっていう気持ち"が本当に本当に嬉しくて、私は世界一の幸せ者だなぁと思いました。
その後、記念写真撮影やインタビューなど、一通り終わった後ロビーに出たら、スタッフさんが総動員でフラワーシャワーをしてくださいました。
これには彼もサプライズの演出だったようで、2人で、びっくり&にやにやしてしまいました。
一生忘れられない幸せな1日になりました。
written by mi-run
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