私は今、小中学校の時の同級生と付き合っています。しかし、あの時はお互いに苦手意識を持っていました。なぜなら彼はいつもワイワイした集団にいて、私は静かな集団にいたので、全く関わることなかったからです。小中学校の9年間同じクラスになることもなく、そのまま中学校を卒業し、高校は別々のところへ進みました。
大学受験に際し、学校から予備校のチラシが配られました。いつもは予備校や塾に興味はなかったのに、この時はどうしてか分かりませんが行くことにしました。予備校に着いてすぐ、見たことのある人が入り口近くにいました。彼でした。私は咄嗟に声を掛けてしまいました。それから予備校に行くたびに彼と話すようになりました。時には一緒に帰ったり、ご飯を食べに行ったり、あの時はまったく関わなかったのに、それから関係が続きました。
お互い高校を卒業し、大学に入学してから…2年後、私たちは付き合うことになりました。苦手だった彼が今では大好きで大切な人になっています。あの時予備校に行く選択をしなかったら、今の私たちの関係はありません。交わることなんてなかったと思います。だから私は彼との2度目の再会は運命のように感じています。
written by りん
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