私が26歳のときの話です。当時3年付き合った彼と別れました。相手の浮気と暴力がひどく警察沙汰になる手前で親に連れられて別れました。精神的に疲れはてていた時に当時流行っていた退行催眠療法を受けました。それは前世のしがらみを切るというもので最初は宗教っぽいと思いましたが海外では普通にあるカウンセリングのようで藁にもすがる気持ちで受けました。そこで眠るような感覚の中で見た光景は自分は十代の少年でもうすぐ病で死んでしまうというものでした。その恋人だった赤い着物の少女。その女の子とそのとなりに見知らぬ口ひげのスーツ姿の男性がいました。少女と男性は私に手を伸ばすと桜の木下で『未来で君を待ってる』と言いました。その言葉と共に目が覚めて涙が止まりませんでした。その半年後背の高い口ひげのスーツ姿の男性が道に迷っているところを声をかけてきました。直感で思った事が『ここにいた』…その後その男性は今は私の主人となり桜の咲く4月に結婚しもう12年になります。
written by いけぴい
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