私の最大の恋

私の最大の恋

私は中学に入学した時、大嫌いなT先生がいました。見た目がチャラくて、先生らしくない先生で生徒のことなんて興味無さそうな先生でした。
中学二年生の頃、バレーボール部に所属していた私はチームメイトと上手く馴染めず、悩んでいました。そんな時、隣のクラスの担任だったT先生が声をかけてくれました。生徒に関心がない先生だと思っていたので、すごく驚いたのを覚えています。親身になって話を聞いてくれました。その内に、私が思ってたような先生じゃなかったと分かり、気にかけてくれる先生に徐々に惹かれていきました。
先生に少しでも近づくために、先生が担当の委員会に入ったり、職員室の掃除当番を進んでやったりしてました。
先生に好きという気持ちを伝えようか迷ってる時、先生から好きだよと言われました。とても驚きましたが、本気ではないと分かっていたので、笑って流してしまいました。Ｔ先生は私が3年になると同時に異動してしまったため、それから会えてませんが、その時、私も好きと伝えられてたら、どうだったんだろうと今でも考えてしまいます笑

written by あき