君なりの方法で

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これは私が小5の時の話です。私に好意を持ってくれた、ある1人の男子がいました。その後冬のクラブ活動の時、バトミントンクラブの私は風で飛んでいったシャトルを拾おうと体育館から外に出ました。すると、サッカークラブの彼がシャトルに気づいて拾い私を見ると笑顔で「頑張って!」と言ってくれその時、私は彼を好きになりました。月日が経ち、もう自然に話せるようになって、クラスでも両思いだっていう噂が立ち私は照れてずっと「友達だから!」と否定していました。彼もシャイな性格なので進展は見えず。小5も終了間際の3月のある日の授業中、彼の友達が私に折り畳んだ紙を回してきました。これ、「彼から」と言って。え?と私はゆっくりとその紙を開けて行きました。そこには「好きです!返事ください だれにもいわないで!」と彼の不器用な字で書かれていて、でもストレートな気持ちが伝わってきました。不意に彼の席の方を見ると、彼は真っ赤な耳で机に突っ伏していて思わず笑顔になりました。その時クラスを見てみるとクラスメイトがみんな笑顔で私を見ていてくれました。シャイな彼なりの方法で、手紙で気持ちを伝えてくれた、しかも好きになった彼からの告白に心から嬉しかったです。

written by はるまき

エピソード投稿者

はるまき

秘密 投稿エピ 1