初恋は大学一年生の時とすごく遅かったです。
初恋の人の名前はKくんとします!
私の入った学部は男性の方が8割と女性が2割で
ほとんどが男子でした。
その中で入学式にゼミのグループ発表があり
私はそのゼミのクラスでは10人中女子1人でした。
はじめは不安でしたがKくんは
女子1人なのを唯一いつも気にかけてくれてました。
Kくんはオレンジジュースが好きでいつも飲んでおり
私もつられてその時期はいつもオレンジジュースを飲んでいました。
中でも一番記憶に残っているのは
私は吹奏楽部に入っていたのですが
当時同じパートの先輩から好意を持たれており
私はその先輩からの重いアピールに少し恐怖を感じていました。
ある日私の変化にKくんは気づいてくれ話を聞いてくれました。
するとKくんは許せへんと言って
「今度その先輩おったら言って!俺が言うたるわ」と
言ってくれました。
私はそれだけでも嬉しくて胸がときめきました。
その数日後に同じ授業に私とKくんとその先輩がたまたま近くに座っていた時の話。
私はKくんの前に座っていて先輩はその少し後ろに座っていました。
授業中も何度も鳴る先輩からのラインに怖くなり
Kくんに相談をするとKくんは先輩の居場所を確認し
授業が終わってすぐにその先輩のところに行き
「お前あんまいらんことすんなよ。」
と一言だけ言い去って行きました。
実はその先輩は私がKくんのことを好きなのを知っていて
Kくんは先輩とは全く面識がなかったんですが
面識がない先輩に躊躇なく立ち向かってくれたKくんに
心が一気に持っていかれました。
先輩は私の好きな人から何か文句をつけられたと
言って怒っていましたがそれ以降ぴたっと
しつこいアピールはなくなりました!
その後、当時恋愛に不器用な私は
Kくんにアピールすることができず
月日が経ちKくんとは結ばれることはなかったのですが
今でもずっと特別な存在です。
春になってオレンジジュースを飲むと初恋を思い出します。
私の初恋は本当にオレンジジュースのように甘酸っぱかったです。
written by みー
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