中学のとき、付き合っている男子がいました。その男子とはお互い照れがあり、付き合っている間もあまり直接会話をしたりしませんでした。そして、そのせいでか受験期にはお互いの受験勉強のためという理由で別れました。私は当時すごく悲しかったのですが、絶対にその彼に後悔させてやりたいと思い、当時の私には厳しかった偏差値の高校に合格するために勉強に励みました。また落ち込んでいる風にも見られたくなかったので、クラスメイト全員と仲良く遊んだりして彼との別れを自分磨きに努めました。
そして、中学を卒業し、志望校にも合格できた私は徐々に彼のことを忘れていきました。
彼と別れた約2年後、急に彼からLINEが来ました。どうしてLINEをくれたのかがよく分からないまま雑談などをしていたとき、彼が急に「あのとき急に別れたことまだ怒ってる?」と聞いてきました。私は怒っていないことを伝え、彼と別れたモヤモヤを消すことができました。
そしてその頃私はインスタのDMで話しかけられた県内の他校の男子とDMをしていました。最初は自己紹介程度の会話だったのですが、だんだんと私の最寄り駅や帰宅時間などを尋ねてくることが多くなり、ついには会おうよと言われて怖かった私は彼に相談しました。すると、たまたまだったのですが、彼とその男子は中学は違ったものの同じ部活で、大会などで見かけていたため、顔見知りでした。
彼に会おうと言われたが会いたくないこと、その男子にあまりよくない噂があることを彼に話しました。相談にのってくれていた彼は「彼氏がいると言って断ればいい」と言ったのですが、私はそのとき彼氏がいなく、さらに女子校なので周りにあてにできる男子がいなかったためどうしようと困っていたら彼が彼氏のフリをしてもいいよと申し出てくれました。そのお陰で男子と会うことを断ることができ、さらに彼の方から男子にDMを送ってくれたり、男子が私の最寄り駅まで来てるかもしれないという心配から私を駅まで迎えに来てくれたりなど、彼氏のフリをまっとうしてくれました。彼には感謝してもしきれないでいるなかで、彼との中学時代に味わえなかった恋人関係を終わりにしなくてはいけないことに寂しさを感じていたとき、彼から再び告白され復縁することができました。
長文失礼致しましたm(*_ _)m
written by 杏
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