スノードームから始まった恋

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出会いは親友が企画した合コン。

親友の所属するサークルで代表をつとめているイケメンな彼。シャイで口数は少ないけど、初めてあった時から、大きな二重の目、くしゃっと笑う笑顔の彼に惹かれていました。

合コンの後は、なんと彼の方から連絡をもらい2回デートに。
1回目は、予約してくれたBAR。
2回目は、水族館デート。

いい感じの雰囲気なのに全く進展がない…。

だんだんと不安になってきていた時、彼から
「良かったらクリスマスにドライブに行かない?」と誘われました。

3回目のデート。ドキドキしながら待ち合わせに向かうと彼が車で迎えにきてくれていて、いつもは大人しい彼がとても頼もしく見えて、またキュンとしてしまいました。

夜景を見ながらドライブしたり、彼が用意してくれたホールケーキを2人で食べたりして楽しい時間を過ごし自宅まで送ってもらいました。

「楽しかったな。ただ今日も進展しなかった…。」
そんなことを思いながら車を降りようとした時、

「ちょっと待って、これ。クリスマスプレゼント。開けてみて?」

そう言われて赤い袋に入ったプレゼントを開くと雪だるまが中に入っている可愛いスノードームがありました。

「実はそれ手作りなんだ。」
彼に言われてとても驚くのと同時に、
恥ずかしそうに話す彼がすごく可愛かったです。

そして手紙が入っており中を開けてみると、
「好きです。付き合ってください。」の文字。

つい嬉しくて、「私も大好きです!」と返事をしました。

寒い夜のクリスマス、手作りプレゼントのスノードームから私たちのお付き合いは始まりました。

あれから2年半、今は遠距離になってしまいましたが相変わらず仲良く付き合っています。

今でもあの時のスノードームを見ると、シャイで口下手な彼が一生懸命手作りしてくれた姿が頭に浮かんできて、キュンとしてしまいます。

written by さくら

エピソード投稿者

さくら

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