幸せな日々が一転、

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私が高校の1年で
彼が3年の時に出会った私たち。
私は男子バレー部のマネージャーをしていて、
彼の幼なじみでバレー部の先輩の人に
紹介してもらい
夏に出会い1ヶ月程連絡を取り合い
8月に付き合い始めました。

順調に付き合い続けて5年、
結婚したいね〜とは言いつつも、
長い交際期間にきっかけがなく
だらだらと付き合っている感じだった。
その年のXmasのデートで
ハートの短冊のような飾りに彼が
「絶対結婚しよう。」 と書いてる写真や
ふたりの写真をFacebook投稿した。

すると知らない女の子から
「結婚したくないて言いよったやん。
言いよる事としよること違くない?」
とコメントが、、、。
彼を問い詰めると
最初はしらばっくれていましたが、
しばらくすると
連絡を取り合っていた人だと認め
会って話がしたいとなりました。

ドライブをしながら話す事になり
今まで遊んだ場所などを
回りながら話していて、
反省してる的な話だろうと
ほっとしていると、
「その子の事が気になってるから
別れてほしい」
と言われました。


今まで5年間全く他の人にも
目もくれず彼と結婚するのだと
思っていたので
まさか彼がそんなはずない。と
私は予想だにしなかった言葉に
過呼吸になりました。

少しして落ち着いてから、
けど別れるのはどうしても嫌で。

「その子と付き合うまででいいから
彼女のままでいさせて。」と言い、
彼は「やめとこう。」と言っていましたが
初めての彼氏でめちゃくちゃ大好きで
どうしても諦めきれず、
後でもっと好きって伝えてたらと
後悔するのは嫌だったので
待つことを選びました。

それまで毎日会いに行ってしましたが
たまに、そっとバイクの上に
ジャンプやジュースなどの差し入れを
置いたり、ひたすら連絡を待ちました。

1ヶ月ほど経ち、連絡を取り合っていて
彼が免許更新に連れて
行ってくれる事になり
ふたりで過ごしている時間に
彼がずっと携帯で連絡を取っていて
きっとあの子なんだろうと
なんとなく分かりました。

その時に私の中で糸が切れたというか
なんかもういいや。となり、
別れを決め帰りに伝えました。

帰って彼は私と彼を繋いでくれた幼なじみに
相談したそうです。
幼なじみの人は「女の子はいっぱい居るけど、
やまいちちゃんは1人しかおらんよ。」
と言ってくれたそうです。
彼はなんでもっと早く気づかなかったのか、
別れを切り出されて断りきれなかったのかと
とても悔やんだそうです。

しかし私はもう限界でした。
他の人を想っている人を
ずっと想い続けるのは
本当にしんどいことでした。

でも初めての彼氏で
とっても大好きな人だったので
簡単に忘れる事はできず、
連絡がくれば返す関係は続いていました。

1ヶ月経ちホワイトデーの日、
会う事になり待っていると
彼が来て車から出てくるとスーツに
私が昔あげたネクタイを着けて、
花束を持ってきてくれました。

彼はあの子との連絡もきっちりやめ、
私だけを見ると約束してくれ
また誠実な彼になり
戻ってきてくれました。

それから1年後 結婚式をし、
3年後に第1子が誕生し、現在第2子が誕生し、
かなり育児に協力的なパパとなってくれて
家族みんなで幸せに暮らしています。

何も無かった頃のように、
まっさらな人として見れることは
今後もないと思います。

でもあの事がなければ、だらだらと交際が続いて
私たち結婚していたのかな?とも思います。

気持ちの良いきっかけではなかったですが、
私としても心から失いたくないと
とても実感出来た出来事でもあったので
結婚のきっかけになった出来事だと
今では思えます。

written by やまいち

エピソード投稿者

やまいち

秘密 投稿エピ 1