夏の数学準備室

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高校三年生の夏、セミが外で鳴いてるころ
当時片想いしていた数学の先生に勉強を教えてもらおうと数学準備室へいきました。

私:「失礼します、○○先生ここの問題わからないので教えてください」

夏休みということもあり数学準備室は私と先生だけでした。

先生:「あ、○○さん おはよう どこわからないの〜?廊下暑いし、他の先生いないから今日は中で教えるよ」

わからなかった問題教えてもらった (問題は無事解けた)その後…

先生:「○○さん、お菓子食べる?」
私:「え、いいんですか!!いただきます!」
先生:「はい、お菓子どうぞ。そういえば、○○さん最近髪型お団子だよね〜!
私:「夏だから髪の毛アップにしてるんですよ」
先生:「俺、お団子の髪型してる子好きだよ。○○さん似合ってるよね!」
私:「……ありがとうございます笑 (明日からもお団子で学校行こう)」
先生:「いつも勉強わからない時、新卒の俺に頼ってくれてありがとうね これからもわからないところあったら聞いてね」

それからの学校生活は、 廊下ですれ違ったら話したり、受験に合格してハイタッチしあったり、
先生がお昼ごはん後に歯磨きをしているから私も先生と少しでも話せるように歯磨きを始めたりしたときもありました。

バレンタインで手作りのお菓子と告白の手紙を渡しましたが、卒業式の日振られてしまいました。
でも告白の返事を直接しっかりと返してくれたこと、それだけで十分幸せでした。

今でもたまに先生元気にしてるかな〜って、高校三年生の時は毎日がキラキラのドキドキだったな〜って思ったりしてます。私の大切な思い出です。

written by ちゃん

エピソード投稿者

ちゃん

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