片思い

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小学校六年生の時にクラス替えがあり、私はある男の人と隣の席になりました。
その人とは全然接点がなかったのですが、その人はクラスの中心みたいな存在で、隣の席になってからいつも私を笑わせてくれました。茶髪、面白い、優しい、かっこいいのに顔で人を見ない彼にすぐに虜になりました。
ある日私の友達が彼のことが好きだと言いました。好きだと言い出せず彼女の応援をする事を決めました。
実際彼はとてもモテていて、そのあとも何人か彼が好きだっていう情報を聞きましたが、諦めきれず。
そんな時最初に彼の事を好きと言った友達が彼に告白する事を決意しました。けれど彼は断りました。
そして友達が彼に向かってじゃあ好きな人誰なの?って言ったのです。
私は本当に嫌で聞きたくなくて怖くて教室のドアを閉めるふりをしてその場から離れました。そして戻ってきたらみんながこちらを見て目を丸くしていました。彼は顔を真っ赤にしています。
どうしたの?って聞いたら好きな人(私)だって!って友達が言ってきて本当にびっくりしました。そのあと目があってそらして。それでも見たくてもう一回見たらまた目があって、二人で笑いあって。とっても幸せでした。けれど私は思いを伝えられず、小学校を卒業しました。
中学校に上がってからクラスも離れてしまいました。中学校に上がったら何故か周りから可愛いと言われることも増え、告白される回数も増えました。
それと同時に彼は私の心友と付き合いました。
けれど私はどうしても彼が諦められませんでした。
中学校3年生になっても彼とはクラスが違うままでしたが、少人数クラスで通路を挟んで隣になってしまい彼と私の心友は本当にラブラブで邪魔をしてしまってはいけない。と思っているけど好きな気持ちが矛盾していました。


やっぱり、恋ってタイミングがとても大切で、伝えなきゃ一生の後悔になるんだな。と思いました。

written by # 風 和 里 。

エピソード投稿者

# 風 和 里 。

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