私は小中高とバスケット部で、青春する間もないほど、毎日毎日練習ばかりしていました。
高校3年生の時、
同じバスケットボール部の男子の顧問に
若くてかっこいい先生が異動してきました。
私はすぐにひとめぼれ。
何度もアプローチしてみましたが
でも、先生が生徒をまともに相手してくれるわけもなく…
卒業が迫ってきたある日、私は先生に
もうすぐ誕生日だからお祝いして!とお願いしました。
別に何かが欲しかったわけでもなく、先生からのお誕生日おめでとうが聞きたかったんです。
当日は朝からソワソワ…
でも先生はそっけないふり。私は最後の最後の望みをかけて、全体練習のあと1人残ってシュート練習をしていました。
すると、知らない間に先生が後ろにきていて
私の耳元で、お誕生日おめでとうと言ってくれました!
先生への恋は実らなかったけれど、
先生との思い出は一生ものです。
written by めろんぱんな
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