友人

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私には中学3年生から専門学校卒業まで、ずっと好きだった年上のお兄さんがいました。
彼が就職し会えなくなることが分かっていたので、その前に最後に会えるチャンスがあると思っていたのですが私はその日の夜バイトを入れてしまっていました。
もう会えないのか、と落ち込んでいましたがダメもとで彼を知っているバイト先の友人に「もう会えなくなるかもしれない。最後に会いに行かせてほしい。」という旨の連絡をしたところ、「大丈夫やで、行ってこい!私から元気でねって伝えておいてな。」と言い、バイトを代わってくれました。結局私は告白することも出来ませんでしたが、友人の力強い言葉に背中を押され、彼を見送りに行けたのは大切な思い出のひとつになっています。

written by ネリネ

エピソード投稿者

ネリネ

女性 投稿エピ 2