やっぱり頼ってしまう一番の理解者

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気付けば20代も半ば。
地元はド田舎ということもあり、
結婚=女の幸せ、勝ち組
結婚することがステータスになっている。
まわりは結婚だ、出産だ、とあれよあれよと離れていく。
そんな中、私はというと…
20歳から4年付き合った彼と別れて早2年、、。
その彼とは、別にお互い嫌いになった訳ではなく色々な事情が重なって別れるという選択になってしまいました。
彼のことを忘れられるはずもなく、
だからといって新しい出会いを求めてる訳でもなく…

仕事でも、長年いた部署から異動を命じられて
新しい部署で頑張ろうと必死でもがいていた。
新しい環境で新しい仕事を自分なりに頑張ってやっていたと思う。
ただ、頑張ろうとすればするほどそれに比例するようにまわりからの重圧、仕事量の多さ、上司・先輩との関係などなど色々なストレスが蓄積していって私の心はもう限界を越えようとしていました。

ある時、些細な事がきっかけで
それまでギリギリを保っていた心の糸がプツッと切れてしまった。
(もうこんな人達とこんなところで仕事したくない)
(仕事行きたくない、自分の居場所が無い)
本当に心がズタズタになって毎日夜泣いていました。

そんな時、彼も仕事で色々あって大変だったっていう話を聞いたことを思い出して
久しぶりに彼にLINEをしてみた。

私【久しぶり!元気?仕事順調?】
彼【久しぶり。まあまあかなー】
私【ねえ、聞きたいんだけど、仕事行きたくなくてどうしようもない時どうやって乗り越えた?】

LINEの返信を待っていると
そこに彼からの着信が来ました。

「なんかあったんだろ?」
心配して電話してきてくれたことに胸がいっぱいになって電話越しで号泣してしまいました。

次の日も仕事で朝早いのに
夜遅くまで長電話に付き合ってくれました。

私以上に私のことを知ってるから
彼からのアドバイスはいつも具体的で的確で
何かあるとやっぱり頼ってしまう。

「最後の最後の最後には俺がいるんだからさ」
って言ってくれた、この彼の言葉で
私は救われました。
本当に彼にはかなわないなとも思いました。


そんな彼とは
今もたまに連絡を取っています。


またいつか
彼と同じ方を向いて寄り添っていけたら、、、
と復縁の希望を持ちつつ、
彼の言葉を思い出しながら
今日も仕事を頑張っています。

written by あんずちゃん

エピソード投稿者

あんずちゃん

女性 投稿エピ 1