芽生えた感情

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大学2年の5月。彼が同じサークルに入ってから、私たちの距離は一気に近くなりました。

「この前借りたタオルを返したいし、ご飯行きましょうよ!」と言ってくる彼。「(当時付き合っていた)彼に悪いけど…」と思いながらも初めて2人でランチに行きました。

帰り際、貸したタオルと一緒にお菓子とお礼のお手紙をくれた彼。彼の字は意外にも綺麗でした。
私「意外と字きれいだね笑」
彼「意外って何ですか、そのままでしょ?笑」
っていうありふれた会話も彼の笑顔で何倍も楽しく感じました。ちなみにそのときのお手紙は今でもとってあります。笑

私は彼と一緒に話す時間がとても好きでしたし、週2回あるサークルで彼に会うことが楽しみでした。

私は当時付き合っていた彼氏には感じない胸の高鳴りに気づき始めていました。でも彼には彼女もいるし、何より付き合っていた彼は私のことが大好きでした。そんな彼を裏切ることはできない。私はうっすらと芽生え始めていた自分の感情に無理やり蓋をしました。

written by きつね

エピソード投稿者

きつね

女性 投稿エピ 2

気まぐれ投稿です☺︎