先輩の第2ボタン

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私は高校1年生の時に1個上の先輩に片想いをしていました。
いつも爽やかで笑顔でかっこいい人でした。
サッカー部に所属し、真剣な顔でボールを追いかける姿は本当に素敵でした。
先輩は高校卒業後は地元を離れ大学に進学することになりました。
先輩の卒業式の時に私は何か先輩との思い出を作りたいと思い写真を撮ってもらいました。
それだけで本当に嬉しかったのを覚えています。
また、同級生がほかの先輩から第2ボタンを貰ってるのを見て、友達に背中を押してもらい先輩に「ボタンをください!」と言いました。
いつも見ていた爽やかな笑顔で「どーぞ!これからも頑張ってね」と言ってボタンを私の手にのせてくれました。号泣してしまいました。
今は離ればなれですが、私の人生で1番の思い出になっています。

written by うー

エピソード投稿者

うー

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