テストの日。休憩時間(班決めの続きです)
私達はどちらかというと頭のいい方ではなかった。
私の県は受験は学校からの内申書と本番のテストの2本立てで合否が決まる。
内申点が受験においてウェイトが大きかった。
わたしは問題用紙を鞄に直すために1時間ごとにロッカーに向かった。
定期テストが1教科1教科と終わる度に廊下にならんである私のロッカーの前に頬杖をついて待ってる彼。
私「どーだった？」
彼「まあまあですよまあまあ(ﾍﾗﾍﾗ)」
というように毎度毎度同じような事だけど
特に中身があるわけでもなく、答え合わせをしないのは暗黙の了解。
テストが返ってきた時間のあとの休み時間も彼は必ずロッカーのところにいる。
決して教室まで呼びには来ないけどロッカーのところにいる。
どうだった？？
びみょーーーｗ
そんななんでもない時間が幸せでした。
written by
てんこ
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エピソード投稿者
女性
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