先輩からの手紙

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中学生の頃、私は一個上の先輩に恋をしていました。私のことを見かけたらいつも話しかけに来てくれて、今までで1番距離の近い男子でした。友達からも「付き合ってるの?」と聞かれることがたくさんあり、私もひょっとしたら向こうも私に気があるのかな…なんて思っていました。
でも、先輩は進学先に地元の高校を選ばず、推薦で地元を離れてしまいました。当時の私は携帯を持っておらず、先輩と連絡を取ることも出来なくなってしまいました。
先輩が卒業した次の日、学校に行くと下駄箱には一通の手紙とイラストがおいてありました。そこには、
『ほんとに楽しかったです。ありがとう。』
と書いてありました。そして、最後には先輩のメールアドレスも。
高校に入って、携帯を買って、先輩にメールをしました。それからLINEを交換して、夏休みに帰ってくる時に会う約束もしました。ですが、先輩と会う日には必ず急用が入ってしまい、結局会えずじまいでした。
先輩は今年の三月、高校を卒業して夢を叶えるために上京しました。今、連絡はとっていません。
ですが、私の机の中にはいつも、先輩がくれた手紙があります。
辛い時、それを見て元気をもらっています。

written by きむち

エピソード投稿者

きむち

女性 投稿エピ 1